税理士には大きくわけて大規模法人に勤務している場合、個人で事務所を設立している場合のほか税務署で長年勤務して専用の資格を得る場合の三種類に大別されます。どのような税理士がいいのかについては人それぞれの面があり、それぞれにメリットとデメリットがあるということを認識しておくと良いでしょう。大規模の税理士法人に勤務している場合にはさらに監査法人系の事務所と独立系の法人の二つに分かれます。監査法人の場合にはスタッフ自らが記帳指導を行ったりすることは少なめで、税務についてのアドバイスを行って申告書の作成を助けるという意味合いが多くなっています。

巨大企業が税務を依頼するのに適しているのが監査法人系の事務所の特徴といえます。独立系の法人は、個人事務所として設立してから規模を拡大した法人が該当します。資格保有者が豊富に在籍していることが特徴であり、税理士以外にも公認会計士や社会保険労務士などの資格を持っている人が多いことが特徴です。利用者側としては税務以外にも法律などに関しても助けになる存在なので便利ですが反面料金についてはやや高めの傾向があります。

個人事務所の場合は固定客が多いことを特徴とします。大規模法人よりも総合事務所としての機能は持ってはいませんが、サービス自体は見劣りするわけではありません。また、税務署に23年勤務すると税理士の資格を得られるようになり、個人事務所を開くことができるようになります。この場合、税務署関係の手続きに関してはとても詳しいのですが会社経営などについてはやや知識が乏しいという傾向があります。

このような点を踏まえて自分に合ったところに依頼していくと良いでしょう。

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