義務化されることになった相続登記は、個人で対応するのはかなり困難です。基本的に司法書士が行うように制度化されているので、分かりやすくなっていません。無理にやろうとすると、間違った手続きでトラブルが発生する恐れがあります。そのためできるだけ早く相談するようにしましょう。
改正された法律では、相続したことを知った日から3年以内に完了させるようにとなっています。長いように感じるかもしれませんが、実際には足りないというケースもあります。相続登記は法定相続人が協議の結果、分割を決めて対応するものです。この分割協議が終わるまでは、行うことができません。
法律は協議中も有効にいなるため、義務が無効になることはありません。そのため協議中は法定相続人が全員承継された状態となり、手続きが必要です。このように条件によってしなければいけにことが違うので、それも踏まえて相談しておくと安心です。相続登記の手続きは司法書士にお願いすることになりますが、その報酬は大体8万円と言われています。
これは特にトラブルがない状態で完了できる場合です。そのため協議が済んで相続することになりそうだった場合や、協議が長引いて3年を経過しそうな時のどちらかで相談を始めると良いでしょう。紛争事態の解決は弁護士への相談が必要です。場合によっては、登記の手続きもそのまま弁護士に依頼する方法もあります。
どちらにおいても時間に余裕を持って行うことが重要です。